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みんなはどうやって乗り越えた?不妊治療体験記<Part.1>

2019年5月19日

 

デリケートな内容だけに、なかなか他の人に相談したり、話を聞いたりすることが難しい不妊治療問題。でも、できれば体験談を聞いてみたいという人も多いと思います。そこで今回から不妊治療の体験談をご紹介します。

 
 

〈不妊原因が夫にあることに気がつくのに2年かかったNさん〉

 

結婚して3年、あまり焦ってはいませんでしたが、そろそろ不妊治療を考えた方がいいかもしれないと思った33歳の時に初めて病院に行きました。その時夫は38歳でした。

多くの場合そうであるように、色々な検査をしても不妊の原因がわかりませんでした。

そして、まずタイミング法を行いましたが、なかなか妊娠しない。ただ、まだ30代前半だったのでそのうちできるだろうと、その時は楽観的に捉えていたのです。

 

いよいよ焦り出したのは35歳と40歳になった時。これはもっと真剣に考えなければいけないと思い、初めて夫の検査をしました。その結果不妊の原因が夫にあることがわかったのです。

 

夫は、精子自体はあったものの運動量が少なく、人工授精を行うことになりました。その後5回目の人工授精で無事妊娠することができました。

 

私たちは、当初タイミング法を行えばそのうち妊娠できると思っていて、あまり不妊治療について調べることもなく、積極的に先生にも聞いていませんでした。そのことが原因で、不妊治療開始から3年以上かかってしまったと思っています。もちろん、3年で妊娠できたことは幸運なことだと思っていますが、正しい知識を持っておくことも大切だなと思いました。

 

 

<夫の理解が得られず、険悪なムードになってしまったKさん)

 

結婚したのが、私が33歳で夫は35歳の時でした。出会って間も無く結婚したこともあり、はじめの1年は新婚生活を楽しもうと決めていました。約1年後、そろそろ子供が欲しいと思うようになりましたが、半年、1年経っても妊娠せず、まずは私一人で病院に相談に行きました。しかしその病院では、本格的な治療を開始する前には必ず夫婦で面談が必要だったため、嫌がる夫を無理やり病院に…。その結果今のところ大きな問題は見当たらず、まずはタイミング法を試すことになりました。

問題はここからです。そもそも、不妊治療やタイミング方にあまり賛成ではなかった夫が、タイミングを合わせてくれなかったのです…。何度も「この日に」と伝えた日をすっぽかされ…一時は険悪なムードに。

そんな時、ご本人も不妊治療を経験されていた先生(男性)が主人を説得してくれて、やっとタイミング法が実施できました。

あの時の落胆した気持ちは正直忘れられませんが、無事妊娠できたので心の奥底にしまっています。