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みんなはどうやって乗り越えた?不妊治療体験記<Part.2>

2019年5月25日

 

不妊治療の問題は、なかなか表に出てくることがありません。親しい間柄であれば、出産の報告を受けた時に「実は…」と話してくれる場合もあるかもしれませんね。でもやはり自分からは聞きにくいものです。

今回も不妊治療体験談をご紹介していきます。


 
 

<排卵誘発剤が辛かった!注射嫌いのSさん〉

 

昔から生理不順が続いていて、もしかしたら妊娠しにくい体質かもしれないなと、漠然と思っていました。結婚は周りの友人よりも早めで、25歳の時でしたが、そんな不安もあったため、初めから避妊はしていませんでした。半年経っても自然妊娠しなかったので、すぐに病院へ行きました。すると、私に排卵障害があることがわかり、排卵誘発剤を使用することになったのです。

 

まずは飲み薬から始めましたが、妊娠できず…。次に先生にすすめられたのが自己注射でした…。私は小さい頃から注射が怖くて、大人になってからもインフルエンザの予防接種すら避けていたくらいだったのです。だから、赤ちゃんのためとはいえ、怖くてその場で泣いてしまいました。

先生から、痛みがかなり少ないことを聞き、夫に励まされトライすることにしましたが、情けないことに結局怖くて注射できず。はじめの注射よりかなり高価なのですが、ペンタイプでほとんど痛みのない注射を使うことになりました。後はないと覚悟を決め、お腹にハンコをするつもりで注射したら、本当に痛みがほとんどなくて拍子抜け。何度も定期的に注射をするのは大変でしたが、もともとマメな方ではあったので、なんとかなりました。ただ、あの時安い方の注射を使えていたら、と後になると思います。

色々周りにも迷惑をかけましたが、注射は効果があったようで、半年以上はかかりましたが無事妊娠することができてホッとしています。・

 

 

<金銭面が辛かった。Mさん>

 

結果から言うと、結婚して8年目。不妊治療から7年目に妊娠することができました。

辛かったことは色々ありますが、我が家の場合最も辛かったのは金銭面です。元々は夫婦共働きでちょうど、という暮らしをしていましたが、不妊治療後半からは私の給料は毎月まるまる不妊治療の費用にあてなければならなくなってしまいました。私もフルタイムで月7〜8日程度の休みで働いているのに、ローンがあったため外食や旅行は一切行けませんでしたから、そういった楽しみの中でストレスの発散ができず、辛かったですね。

唯一の救いは、夫が協力的だったこと。本当に二人で頑張った結果、授かれた子供だと思っています。