お客様サービスセンター

(注)2021年7月15日までの受付分をもって新規お引き受けを終了いたしました。現在ご契約中のお客様は、引き続きご対応させていただきます。

新規引受停止のご案内

糖分を取りすぎたらどうなるの?

2016年12月4日

20161204%e7%b3%96%e5%88%86%e3%82%92%e5%8f%96%e3%82%8a%e3%81%99%e3%81%8e%e3%81%9f%e3%82%89%e3%81%a9%e3%81%86%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%81%ae%ef%bc%9f

 

前回、なぜ妊娠すると甘いものが欲しくなるのか、というお話を書きました。今回は糖分を摂りすぎたらどんな問題が出てくるのか、を紹介したいと思います。

 

まずは単純に体重が増加してしまう心配があります。太るとどうなるかというと、骨盤の周りに脂肪がついてしまい、産道にも肉が付くため産道が細くなり難産になりやすくなります。この話は、助産師さんから妊娠初期に教えてもらい、「だから体重増加は8キロまでよ!」と厳しく言われたものです。さらに、子宮口が開きにくくなるといった問題も起こるようです。見た目や、自身の健康だけではなく、赤ちゃんが生まれてくることにも影響があるわけです。

 

さらに心配なのは、「妊娠糖尿病」です。妊娠中に血糖値が高くなってしまうと妊娠糖尿病と診断されます。妊娠糖尿病とは何かというと、妊娠中に多く分泌されている女性ホルモンの影響により、糖代謝に異常が現れ発症するのだそうです。近年では妊婦の10%が発症するともいわれているそうで、かなりの頻度ですよね。おなかに赤ちゃんがいる糖尿病は、普通の糖尿病とは違います。胎児にも大きな影響を与えることになります。流産してしまったり、子宮内で胎児が死亡したりすることもあるそうです。 さらに、妊娠前から血糖値が高かった可能性の高い場合には、流産しやすいうえに、生まれてきた子どもが先天奇形を合併していることもあるということです。

赤ちゃんも母体の血液の糖分の影響を受けやすくなるため、元気に成長していたとしても赤ちゃんにも皮下脂肪が付き過ぎ、太りやすくなるといわれています。こうなると赤ちゃんが大きすぎて難産になったり、場合によっては帝王切開をしなければならないといった状態にもなるかもしれません。

 

他にも妊娠後期に太ると妊娠線ができやすくなり、お腹だけでなく太もも、足の付け根、お尻やバストなどにも妊娠線ができる可能性が高くなってしまいます。私自身、一人目の妊娠では8キロほどの体重増加で、さらに毎日クリームを塗ってケアしていたにもかかわらず、出産間際に一気に妊娠線ができてしまいました・・・。体重がもっと増加していたら、もっとたくさんの妊娠線ができてしまっていたと思います。

 

赤ちゃんの健康はもちろん一番ですが、自分自身の健康や見た目のためにも、糖分はやはり控えたほうが良さそうです。とはいえ、ずっと我慢しているのはストレスで体にもよくない。というわけで、次回は甘いものとの上手な付き合い方をご紹介したいと思います。