お客様サービスセンター

(注)2021年7月15日までの受付分をもって新規お引き受けを終了いたしました。現在ご契約中のお客様は、引き続きご対応させていただきます。

新規引受停止のご案内

出産(入院・分娩)費用はどれくらいかかる?費用相場をご紹介

2018年7月1日


 
我が子と対面するために絶対に必要な出産ですが、その費用は大きなもの。とはいえ、安全に赤ちゃんと対面し、安心して母体を回復するためには、数日間の入院と医者や助産師、看護師のサポートも欠かせません。今回は、気になる出産費用の相場をご紹介します。


 
【出産(入院・分娩)費用の相場とは?(病院・診療所・助産院別)】
 
出産をする場所にも、いくつか種類があります。ここでは大きく、「病院・診療所・助産院」に分けて出産費用の相場を見ていきましょう。

 

○3つの施設の違いは以下の通り。(Wikipediaより)

病院→病床数20床以上の入院施設(病棟)を持つもの

診療所→患者を入院させるための施設(=病床)を有しないもの又は19人以下の患者を入院させるための施設を有するもの

助産院→助産師が公衆又は特定多数人のためその業務(病院又は診療所において行うものを除く。)を行う場所

 

○全国出産費用の相場(平均値と中央値)

公益社団法人 国民健康保険中央会

平成28年度

「正常分娩分の平均的な出産費用について」

※正常分娩に係る、直接支払制度による平成28年度に各都道府県国保連に申請された件数は555,428件であった。

※数値については、出産育児一時金の直接支払制度専用請求書を集計し算出している。

 

上記のデータをもとにご紹介していきます。

 

平均値→データを足して、データの個数で割った値

中央値→データを小さい(大きい)中に並べて、真ん中に来る値

 

<3施設総合>

平均値 505,759円

中央値 493,400円

 

<病院>

平均値 511,652円

中央値 497,340円

 

<診療所>

平均値 501,408円

中央値 491,300円

 

<助産院>

平均値 464,943円

中央値 459,860円

 

上記のデータを見ていくと全体の平均値は50万円前後であることがわかります。病院が最も高くなっているものの、診療所との差はあまりなく、助産院だけ1割ほど安く済むようです。

しかし病院には総合病院や大学病院が含まれており、これらは一般的に費用が安くすみます。一概には言えませんが、35〜40万程度のようです。

逆に個人病院では40〜100万円程度と、病院によってかなりの開きがあります。

 

【平均値・中央値より高くなる場合】
 
もちろん、病院・診療所・助産院という括りだけで、金額が分類できるわけではありません。先にご紹介したように、個人病院は特に病院ごとの差が大きいです。一般的に金額が高くなる場合を、いくつかご紹介しましょう

 

・個室利用の場合

・食事のサービスが充実している場合

・出産に時間がかかるなどして平均6日の入院日数を超えた場合

・エステなどの特別サービスがある場合

・無痛分娩を利用した場合

・その他緊急の分娩処置が発生した場合

帝王切開、陣痛促進薬の使用、吸引分娩、止血用点滴、新生児集中治療室の利用など

 

【最後に】
 
新しい命を迎えるという大イベントである出産ですから、その費用は決して安くはありません。サービスにこだわれば、いくらでも費用は上がっていきます。費用以外の立地や先生との相性なども含め、何を優先して産院を選ぶのか、あらかじめ決めておくと良いかもしれませんね。