妊治療を行う上で弊害となってくるのが、仕事との両立です。不妊治療には時間がかかり仕事をしていると難しい部分もありますが、お金もかかるためそう簡単にやめるわけにもいかない、というのがみなさんの本音ではないでしょうか。
そこで今回は、具体的に不妊治療と仕事の両立でどんなことが大変だったのかという声を集めてみました。そのPart.1をご紹介します。
【排卵に合わせて急遽休まなければいけない】
タイミング法を行なっている時にはさほど負担は感じませんでしたが、人工授精を行うようになってから、計画的なお休みでは対応できなくなってしまい、急遽お休みをもらわなければならないことが多くなりました。
ある程度の目安はついても、「この日」というのがわかるのは直前になってからで、どうしても仕事に穴をあけることになってしまうのです。
不妊治療をしていることを上司や同僚には知らせていなかったので、体調不良で…と定期的に休むことになり、仕事で迷惑をかけるだけでなく、ひどく心配もかけてしまい、とても申し訳なかったです。
【不妊治療と仕事のストレスでうつ状態に】
時間の確保や、スケジュール管理、経済的負担も大変なのですが、もともとストレスの多い職場でギリギリの精神状態で働いていているところに、不妊治療のストレスも重なってしまい、うつ状態になってしまいました。
そうなると不妊治療も仕事もうまくいかず、さらに気分は落ち込んでしまい…
私の場合、不妊治療は自分のタイミングで再開ができても、仕事はそう簡単に再開できないと考え、ひとまず不妊治療をお休みすることにしました。
正直、今の仕事を続けながら不妊治療をするのは難しいと感じているので、やめるか、転職するのか、これから夫とも相談し考えていかなければいけないなと思っています。
【両立のために時給制契約社員に雇用形態を変更!でも給与は激減…】
自由に休みを取ることが難しい職場でしたので、不妊治療を行うと決意したタイミングで、休みや勤務時間の融通がききやすい時給制契約社員に雇用形態を変更してもらいました。
仕事内容もある程度代わりがきくこともあり、確かにお休みをとったり、勤務時間を変更したりはしやすくなったのですが…給与は想像以上に激減してしまいました。そして想像以上に不妊治療の費用がかかってしまい、かなり生活が苦しくなってしまいました。
不妊治療にお金がかかることも、雇用形態の変更で給与が下がることも覚悟していたつもりでしたが、もっと詳細に調べておくべきだったと、後悔しています。