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自然妊娠のために!卵管鏡下卵管形成術(FT)とは?

2019年2月19日

 

不妊の原因の約3割は卵管に原因があると言われています。不妊治療の検査により卵管に何らかの問題があるとわかった場合、自然妊娠を諦め、体外受精などを選択する人も多いでしょう。しかし、手術をすることで自然妊娠ができるようになるかもしれません。その手術は卵管鏡下卵管形成術。一体どういった内容なのかご紹介しましょう。

 

【卵管鏡下卵管形成術(FT)とは?】

 

卵管鏡下卵管形成術(FT)は、子宮卵管造影検査などで卵管が詰まっていたり、狭くなっていたりしていると判明した場合に、その卵管を開通させるためのカテーテル手術です。卵管が開通すると、一般不妊治療での自然妊娠も望めるようになります。

治療効果は高く、8割程度に卵管の開口が見られると言います。ただし、一度手術によって回復しても、また狭窄したり閉塞したりする可能性も1割程度あるようです。

手術後半年間ほどが、特に自然妊娠しやすい期間と言われています。

 

 

【2つのうち1つの卵管にだけ問題がある場合は?】

 

女性には2つの卵管があり、左右交互に排卵していると思われている方も多いかもしれませんが、片方から連続して排卵をしている場合もあります。

もし、狭窄や閉塞を起こしている卵管側からばかり排卵が起こっていると、片側の卵管に問題がなくても、妊娠できないということもあるのです。

そのため片側の卵管には問題がない場合も、この手術は有効と言えます。

 

 

【身体に負担が少ない手術】

 

手術と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、卵管鏡下卵管形成術は入院する必要はなく、日帰りで行える手術です。手術時間は卵管片側で20分程度、両側でも30~40分程度です。

 

1ミリほどの、先端に卵管鏡がついていてバルーンが内蔵された器具(FTカテーテル)を膣から挿入し、バルーンで卵管を広げる手術です。

人によって少し痛みを感じることもあるため、軽い麻酔をかけて行いますが、比較的身体に負担が少ない手術と言えます。

 

 

【卵管鏡による卵管内部の確認も可能】

 

卵管鏡下卵管形成術を行うもう一つのメリットとして、手術の際に卵管鏡によって卵管内の様子を直接確認できることがあります。

卵管内の様子によっては、自然妊娠ではなく早めに体外受精などのステップに進む方が良い場合もあります。

 

 

【気になる手術費用はどれくらい?】

 

こちらの手術は健康保険が適用されます。卵管の片側のみであれば15万円程度、両側の場合は30万円程度です。

さらには、高額療養費負担の申請によって自己負担額が軽減できますので、加入している健康保険窓口に問い合わせてみると良いでしょう。