妊娠中、味覚が変わることが良くありますよね。
私の周りで、妊娠して大好きなキムチが食べられなくなったという人がいたのですが、
授乳を終えたとたん食べられるようになったとか。
あまり辛いものを食べると、カレーなども含めて母乳がおいしくなくなる、という話も聞いたことがあるので、お子さんが辛いもの嫌いなのかな、なんて話をしていました。
妊婦さんや授乳婦さんの不思議なところですね。
さてその辛いものですが、刺激物にあたるので、妊娠中の身体や胎児、そして母乳にもよくないのではと考える方は多いようです。でも本当に母乳に影響があるのでしょうか?また妊娠中のお腹の赤ちゃんにも影響はあるのでしょうか?
part1は妊娠中について、part2では母乳についてみていきたいと思います。
◇お腹の赤ちゃんに影響はある?◇
結論から言うと、どうやら辛いものが直接影響することはないようです。私はキムチや辛いカレーが大好きでしたので、正直食べてしまっていました。今更ながらほっとしています。
ちなみに、母乳の飲み具合にも特に影響は感じませんでしたよ。
◇お母さんの体調に影響はある?◇
赤ちゃんには影響がないということで安心ですが、お母さんの体はどうでしょう。
可能性としては、腹痛を起こすということがあるようです。
妊娠中はホルモンバランスが変化し、プロゲステロンという黄体ホルモンが胃腸の働きを弱めます。そこに刺激の強いものを食べると、腹痛に繋がってしまうわけですね。
腹痛以外にも、胃腸の働きが弱くなったことで食べ物が胃に長くとどまることになり、胃が荒れやすくなっているため胃痛を引き起こすこともあるようです。ここでも刺激物は負担をかけてしまうということですね。体調が悪い時に刺激物を食べると、確かに嫌お腹が痛くなるような気がします・・・。
◇体重が増えてしまうかも?◇
辛いものを食べたら太るというわけではもちろんありません。むしろカプサイシンダイエットなんて聞いたこともあるので、痩せそうな気もします。
しかし、辛いものを食べるとごはん(炭水化物)が進んでしまうということはありませんか?問題はその炭水化物です。適度な辛いものは良いですが、ついつい炭水化物を取りすぎないように気を付けましょう!
◇塩分の摂りすぎの心配も・・・◇
キムチやカレー粉、柚子胡椒などには多量の塩分が含まれています。塩分を摂りすぎると妊娠高血圧症候群などになる可能性も上がってしまいます。辛いものの中でも塩分の摂りすぎには気を付けましょう。
なんでもそうですが、摂りすぎは体に良くないです。
我慢のしすぎもストレスになってよくないですが、できる限りバランスよい食事を心がけたいですね。
次回は辛いものが母乳に影響するのか?についてご紹介したいと思います。