温泉が大好きな私。
妊娠前に何気なく、効能や禁忌の書いた表示に「禁忌症 妊婦」みたいなものを見ていたから、
「妊婦は温泉NG」
というイメージを持っていました。
妊婦になって思ったこと。
「あー。温泉も入れない。」
たばこはもともと吸わないし、お酒も特別好きなわけじゃなかったのですが、
走ったり、飛んだり、自由に動けないことにはストレスを感じていました。
そこに加えて、のんびりできるはずの温泉もダメ。
残念に思いながらも、わざわざ不安を抱えて入ることもないし、
一人目はなにかと慎重で一度も入ることなく出産を迎えました。
そして2人目妊娠9か月の時。
めったに行く機会がなさそうな温泉地へ宿泊することになりました。
そこで初めて主治医の先生に聞いてみることに。
「あの・・・もう9か月ですし、無理だとは思うんですけど、
一応きいていいですか?
今度初めて○○温泉にいくことになりまして・・・。
温泉はいっちゃだめですよね???」
と私。
「いいんじゃない。別に。全然。
転ばないようにだけ、気を付けてね。」
と先生。
あまりにもあっさりした回答に拍子抜けしてしまいました。
続けて
「妊婦が温泉はいるのよくないってかいてるやつ、
なんの根拠もないんだよねぇ・・・。」
とのこと。
一人目のときに、聞いといたらよかったーと思いつつ、
その旅行はしっかり楽しむことができました。
念のため菌が繁殖しにくそうな、源泉かけ流しを選んでみましたが・・・
これは気休めですね。
2014年には環境省中央環境審議会が議論に末、
温泉の効能や注意書きの掲示内容の改正によって、
妊婦は入浴を避けるべきという項目を削除したとか。
なんでも考えるだけでなく聞いてみることは大事だし、
結局は何事も自分が決めることなのだと思います。