全国各地の温泉地に旅行をしようと思うと、どうしても飛行機を使わなければ難しい場合もあります。出産前にのんびり羽を伸ばす、夫婦水入らずの思い出作りなど、温泉に行きたいなと思う人はいますよね。今回も妊婦さんが飛行機に乗るときの注意点をご紹介していきます。
【機内ではしっかり水分を取ろう】
機内は想像以上に乾燥しています。体内に水分が不足すると、血流が滞ってしまう血栓症になってしまう可能性が高まるのですが、妊婦さんの場合その危険性がさらに高まります。そのため、水分をしっかり摂取するようにしましょう。
コーヒーや紅茶はもちろん、ジュースなども十分な水分補給になるとは言えません。水またはお茶を飲むようにしましょうね。
【マスクを着用しよう】
機内の乾燥した空間では、喉も乾燥してしまいます。加えて、飛行機は換気ができない密閉空間です。このような空間ではウィルスに感染しやすくなってしまいますので、機内ではマスクを着用することをオススメします。
【ゆったりとした服を着よう】
エコノミークラス症候群にならないようにするためにも、体をできるだけ締め付けないようにする必要があります。機内では、ゆったりとした服装をするのが良いです。靴についても、トラベル用のスリッパなどを持参して履き替えると、より快適に過ごすことができますよ。
【気圧の変化に弱い人は注意】
飛行機に乗ると、急激な気圧の変化という環境は避けられません。妊婦さんなんでなくても、耳鳴りがしたり、息苦しい感じがしたり、といった症状に見舞われることもありますよね。妊婦さんの場合は、なおさら、そんな症状に見舞われる可能性もありますし、そうなった時の体への影響も大きいと考えられます。もともと気圧の変化に弱い人は、一層注意をしたほうが良いでしょう。
気圧について一点注意点を付け加えると、飛行機に乗る前に炭酸飲料を飲まないようにすることです。飲むと、気圧の変化の影響を受けやすくなってしまいます。
【エチケット袋を多めに用意しよう】
気分が悪くなる可能性を考えて、エチケット袋は多めに用意しましょう。自分自身で用意しても良いですし、フライドアテンダントさんにお願いして、多めにもらっておいても良いですね。
用意ができている、ということで心理的な安心感にもつながりますよ。
【ブランケットで冷えを防ごう】
飛行機が飛んでいるところは地上からはるか上空。夏も冬も関係ありません。機内は一定の温度に保たれていますが、寒すぎると感じる方も多いようです。航空会社にもよりますが、機内でブランケットを配ってくれる場合があります。その時は是非お借りして、冷えを防ぎましょう。
貸し出しがない場合は、自分自身で用意していくと良いですね。