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妊婦さんも、もちろんダメ!トランス脂肪酸って何?〜控えたい食品とは②〜

2017年12月19日

 

妊婦としては摂取を控えたいトランス脂肪酸。マーガリン、ファストスプレッド、コーヒークリームに多く含まれるとご紹介しましたが、残念ながらまだまだあるのです。今回は控えたい食品を具体的にご紹介する、第二弾です。
 

【コンパウンドクリーム(混合脂肪乳主原)】

 

コンパウンドクリームを、生クリームと呼んでいるレストランやカフェを見かけますが、厳密に言うと違います。乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)によると、「クリームとは、生乳、牛乳又は特別牛乳から乳脂肪分以外の成分を除去したもの」と定義されています。またその脂肪分は18%以上と規定されているのです。ここに当てはまらないものは、コンパウンドクリームや純乳脂肪主原、純植物性脂肪乳主原などに分けられます。
 
コンパウンドクリームとは混合脂肪乳主原のことで、乳脂肪の一部を植物性脂肪に置き換えたものです。生クリームにもトランス脂肪酸は含まれていますが、コンパウンドクリームにはその10倍くらいのトランス脂肪酸が含まれているのです。
 
ちなみに、コーヒークリームよりトランス脂肪酸の含有量は多いので、コーヒークリームの代わりにコンパウンドクリームを使うのは逆効果になってしまいますよ。
妊婦の間だけでも、コンパウンドクリームではなく生クリームを選ぶと良いですね。

 

【スポンジケーキ・パイ】

 

クリームだけでなく、スポンジケーキやパイにもトランス脂肪酸は含まれています。ショートケーキになれば、さらにクリームの分トランス脂肪酸を摂取することになるわけですね。しかもこのクリームが生クリームであればまだ良いですが、コンパウンドクリームなどを使っていればさらに多くのトランス脂肪酸を摂取することになります。ケーキ専門店のクリームは基本的に生クリームがほとんどだと思いますが、コンビニエンスストアやスーパーマーケットに売っているクリーム菓子のほとんどはコンパウンドクリームなどを使っているため食べ過ぎには注意が必要です。また、ホイップクリームとして売られているものも生クリームではなくコンパウンドクリームの類です。

 

【ビスケット・クッキー】

 

バターやマーガリンを多く使用して作るお菓子ですから、こちらもトランス脂肪酸を多く含んでいます。ビスケットよりもクッキーの方が多くバターやマーガリンを使いますから、より含有量は多くなります。購入する際に、原料でマーガリンよりバターを使っているものを選べば摂取量は減ります。しかし、スーパーやコンビニで売っているような100円〜200程度のもので、バターがメイン原料というものはほとんどないでしょう。
クッキーやビスケットはついつい食べ過ぎてしまいます。妊婦さんは特に気をつけましょう!

 

【スナック菓子】

 

スナック菓子と一言に言っても色々ありますので、それぞれに含有量は異なります。ただ基本的にトランス脂肪酸が多く含まれているという認識は持っておきましょう。
スナック菓子は「体に良くなさそう」なイメージを持つ人も多いので、すでに控えている妊婦さんもいるかもしれませんね。

 

 

続きは第3弾でご紹介したいと思います。