産後直後で自分のことを考える余裕がない中、頑張って骨盤ベルトを締め続けた人。時間もお金も頑張って作って骨盤矯正に行った人。バランスボールで頑張ってトレーニングした人。その他、様々な方法で骨盤矯正をしてきた人にとって、できるだけ長い間、できるだけベストに近い形でキープしたいというのが強い希望だと思います。ですが忙しい毎日の中、ただでさえ少ない睡眠時間を削りながら骨盤矯正の時間を取り続けるのも至難の業。
今日はそんな方に、日々の生活の中で少し気を付けることで、骨盤のゆがみをキープしたり、できるだけ骨盤を歪ませたりしない私なりの方法をご紹介したいと思います。
脚を組むのをやめる。
出産前、脚を組むのがとにかく癖でした。式典や大きな会議、電車など以外、自分の自由にできる空間では基本的に椅子に座る=脚を組むというような具合だったと思います。脚を組むと楽だと思ってしまっていて、脚を組まずにいることがすごく辛いと感じていたのです。とはいえ脚を組むのは骨盤や体に良くないというのは何かと耳にしますし、できればやめたいと思っていました。そこで、出産後は絶対に脚を組むのはやめようと心に決め、もう5年以上続けています。
最近は整骨院などへ行って、骨盤の状況を見てもらってはいないので、実際にどれほどの効果があるかはわかりません。でも悪いといわれる習慣を断ち切る良いチャンスではあると思います。実感地としては、脚を組んで座るより脚を下して座っていたほうが、疲れにくいと感じています。
寝るときは仰向けに。
妊娠中にお腹が大きいときは仕方ないですが、妊婦以外の時でも横向きで寝ることがほとんどでした。でも、眠っている間にも骨盤を調整しようと身体が働きかけていて、一番体に負担がない寝方は仰向けだということを聞き、それを実践しました。横になりながら授乳していたときは、ついそのまま寝てしまったこともありましたが、基本的には仰向けになって眠るようにしていました。慣れてくると、確かに体に余計な負担がかからないと感じられるようになりました。同じ仰向けでも枕の高さも大切です。枕が高過ぎる時は、頸の下に丸めたタオルを入れて補助するといいようですよ。枕なしで寝るのも◎です。
椅子に深く腰かける
本当は背筋をピンと伸ばして椅子に深く腰掛けるのがベストですよね。私も、初めは姿勢よく座ろう!背筋を伸ばして座ろう!と意気込んでいたのですが、これはちょっと疲れてしまいました。そこで次に意識したのが、この「椅子に深く腰掛ける」ことです。深く腰掛けることを意識すると、自然と浅く腰掛けるときよりも姿勢が正されました。効果は人によりけりかもしれませんが、これなら続けやすいと思います。
日常のちょっとした心がけで、せっかく頑張った骨盤矯正をキープできるかもしれません。是非試してみて下さいね。