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計画的に進めよう!赤ちゃんの予防接種スケジュール

2019年8月19日


 
赤ちゃんが接種できる予防接種は、公費で受けられる定期接種だけでも8種類(女の子は9種類)もあります。一定の期間を空けなければ次の予防接種ができないものや、早いうちから打ち始めなければ効果が見込めないものもあるため、計画的に予防接種を受ける必要があります。今回はそんな予防接種のお勧めスケジュールをご紹介します。

 

【予防接種のスタートは生後2ヶ月から】

 

たくさん予防接種があると言っても、生後4~5ヶ月くらいからであればゆっくり準備や計画を立てられるのですが、スタートは生後2ヶ月からなのです。

2ヶ月というと、まだ里帰り中の人もいるかもしれませんね。

 

接種のスタートが遅れると、予防接種によっては接種できる期間が終わってしまったり、公費で受けられる期間が終わってしまったりする可能性もあります。

 

できるだけかかりつけの小児科医を早く決めて、予防接種の予約を取りましょう。1回目の予防接種の際に、医師や看護師からこれからのスケジュールを案内してもらえたり、相談に乗ってもらえたりするはずです。

まずは次回の予約を取っておきましょう。

 

【生後2ヶ月〜1歳のお勧めスケジュール】

 

<生後2か月>

・定期接種
B型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌ワクチン

 

B型肝炎は1歳になると任意接種となります。

 

・任意接種
ロタウイルスワクチン

 

ロタウィルスは2回接種(1価)のものと3回接種(5価)のものがあり、小児科によって取り扱っているワクチンが異なります。

2回接種のものは5ヶ月半までに、3回接種のものは7ヶ月半までに打ち終える必要があります。

すなわち、2回接種ワクチンは生後20週、3回接種ワクチンは生後24週を過ぎると初回接種が受けられなくなってしまいます。

 

<生後3か月>

・定期接種

生後2ヶ月で受けた3つのワクチンの2回目接種

四種混合(DPT-IPV)ワクチン

 

・任意接種
ロタウイルスワクチンの2回目接種

 

<生後4か月>

・定期接種

ヒブ、小児用肺炎球菌の3回目接種

四種混合(DPT-IPV)ワクチンの2回目接種

 

・任意接種

ロタウイルスワクチンの3回目接種(5価)

 

<生後5か月>

・定期接種

四種混合(DPT-IPV)ワクチンの2回目接種

BCG

 

BCGの前に四種混合ワクチンを、3回接種まで終えられるようにしましょう。

 

<1歳>

・定期接種

ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合(DPT-IPV)ワクチンの4回目接種

水疱瘡(みずぼうそう)ワクチン

MR(麻しん風しん混合)ワクチン

 

・任意接種

おたふくかぜワクチン

 

【最後に】

 

赤ちゃんがこれから大きくなっていく上で、重要な予防接種。

打ちそびれてしまうことがないよう、早めにスケジュールを立てましょうね。