生後7ヶ月頃になると、7割くらいの赤ちゃんが一人座りできるようになり、ハイハイができる子も増えてきます。運動機能だけでなく知能も進み、いたずらをし始める頃でもありますね!それでは生後7ヶ月の成長についてみていきましょう。
◇生後7ヶ月の体つき◇
7ヶ月になると、これまで急激に増えていた体重の増加がかなり緩やかになっていきます。目に見えて大きくなっていかないので、不安になるお母さんもいるかもしれませんね。そういう時期ですので、少しずつでも体重が増加していたら大丈夫です。
7ヶ月になると、歯が生えてくる赤ちゃんも一層増えてきます。もし1本でも歯が生えてきたら、お口のケアをはじめましょう。直ぐに歯ブラシで磨くというよりも、まずは離乳食後に湯冷ましや麦茶を与えて汚れを落としてあげることからスタートすることをお勧めします。
歯が生えるとお口のケアが大変になることもありますが、個人的に一番辛かったのは授乳です。加減を知らない赤ちゃんは、時折歯で噛んでくるわけです。成長の証とはいえ、いつ噛まれるかわからないと思うと、授乳中は思わず力が入ってしまいました。
◇生後7ヶ月の特徴的な行動◇
生後7ヶ月になると、お座りに関しては7割程度の子ができるようになります。お座りと言っても、手で体を支えて座っている子もいれば、もう両手を離して背筋を伸ばしておすわりできる赤ちゃんもいます。背筋を伸ばし、両手が使えるようになると、思った以上に色々なものに手が届くようになります。両手を使った遊びもできるようになり、いたずらもするようになっていきます。膝の上に座らせていたら、手当たり次第にテーブルの上のものを触り、コップを倒したり食べ物をつかんだり、困ってしまうこともあるかもしれません。
7ヶ月になっても、まだ完全におすわりが安定しているわけではありません。机の角やかそのほか家具の角をガードしたり、お座りをしているのを見かけたら、周囲をクッションなどで囲ったりして、転倒した時の対策をしておきましょう!
◇生後7ヶ月の視力◇
生後7ヶ月頃から視力は著しく発達していきます。腹ばいからおすわりへと変わり、どんどん視野が広がっていくため、上下左右の追視ができるようになります。視力が発達するこの時期は、目に関する異常を発見しやすい時期でもあります。様子が変だな?と思うことがあれば、念のため眼科で診てもらうと良いでしょう。
◇生後7ヶ月の食事◇
7ヶ月になると、離乳食も2回に増やす時期です。7ヶ月から離乳食をスタートするという人もいるでしょうから、あくまでも目安です。2回食に慣れてきたら、赤ちゃんが舌で潰せるくらいの固さのものを与えて、少しずつ噛む練習をすると良いですね。
どれもあくまで目安です。自分の赤ちゃんが書いてある通りに成長していないからと言って不安にならないように。比較するのではなく、目の前の赤ちゃんの様子をしっかり見てあげられると良いですね。