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赤ちゃんの成長〜生後5ヶ月編〜

2017年11月1日

 
5ヶ月になるとさらに動きが活発になってきます。寝返りを始める赤ちゃんもいるので、ますます目が離せませんね。お母さんによって、そろそろ離乳食をあげようと考え始める人もいるでしょう。それでは5ヶ月の成長についてご紹介します。

 

生後5ヶ月の体つき

まだまだ弱々しく、抱っこをするのもドキドキしていた1〜3ヶ月と比べると、びっくりするくらいに体が大きくなっているでしょう。首もしっかりと据わっていることがほとんどなので、もしまだ首がぐらついているかな、と思う場合は一度先生に相談してみると安心ですね。もちろん赤ちゃんによって体の大きさも成長も差がありますから、あまり心配しすぎないようにすることも大切です。

 

生後5ヶ月の特徴的な行動

5ヶ月も、赤ちゃんが奇声をあげることは引き続きあるでしょう。声に関していうと、だんだんと 喃語(なんご)を話すようになります。言語能力がアップしている証拠です。「あ〜あ〜う〜う〜」可愛い声でお話をしてくれているときは、周囲の大人も精一杯それに答え、同じように話しかけてあげましょう。もちろん、何を言っているのか、何が言いたいかはわかりません。でも、大人の声と、自分の発した声や動きに答えてくれるという経験が、言語能力とコミュニケーション力になっていくのです。

他にも、人見知りが始まる赤ちゃんもいるでしょう。これまでは誰と会っても、誰に抱っこされても泣かなかった赤ちゃんが、突然ママ以外の人に会うと大泣きをするようになることもあります。それも脳や聴覚、視覚が発達している証拠。成長の証ですので、受け止めてあげてくださいね。

 

生後5ヶ月の睡眠

昼夜の区別がつき、5〜8時間まとまって眠る赤ちゃんが増えてくので、お母さんもやっとまとまって眠れますよね。お昼寝も午前1回午後1回の赤ちゃんがさらに多くなるでしょう。もちろん、なかなかまとまって眠ってくれない赤ちゃんもいます。体調に問題がないのであれば、それも赤ちゃんの個性。お母さんは大変ですがいつか終わりはきます。あともう少し、付き合ってあげてくださいね。
 

生後5ヶ月の視力

5ヶ月頃になると視力が0.1程度になり、輪郭もぼんやりと見えるようになるようです。また追視をする際には、目だけでなく首から動かすようにもなってきます。このように、だんだんと目が見えるようになってくると、いろいろな物に興味が出てきますし、動ける範囲も広がっているため、赤ちゃんが手にとって危ないものはしっかりしまっておきましょう。

 

生後5ヶ月の運動

うつ伏せの状態を長く続けられるようになり、そのままの状態でおもちゃに手を伸ばしたり、おもちゃを振ったりして遊べるようになります。そのまま遊び疲れて眠ってしまったり、寝返りができるようになると、仰向けで遊んでいたはずが知らぬ間にうつ伏せで寝てしまっていたりすることもでてきます。そんなときは、乳幼児突然死を防ぐために必ず仰向けに直してあげてくださいね。

 

赤ちゃんの成長を、ゆっくりと楽しみながら見守っていきたいものです。