妊婦さんであれば、「ベビーシャワー」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。アメリカで始まったこのベビーシャワーは、妊婦さんと生まれてくる赤ちゃんに、シャワーのように祝福やプレゼントがいっぱい降り注ぐことということからそう呼ばれているようです。日本では産後にお祝いすることが多いですが、こちらは産前パーティーですね。今回は、まず基礎知識からご紹介しましょう!
【ベビーシャワーって何?】
元々は、初めての出産を迎える妊婦さんに、祝福と実用性の高いプレゼントをシャワーのように浴びせる!というパーティーでした。今では、初めての出産に限らず行われているようです。回数も、1回限りではなく、複数回行うこともあります。
また、女性だけが集まって行われるパーティーであったものが、男性の育児参加が増えてきた流れに沿って、今では男性もパーティーに参加する場面も増えてきています。
【ベビーシャワーはどうして日本で流行したの?】
そもそもアメリカ発祥のベビーシャワー、なぜ日本で流行することになったのでしょうか?
大きなきっかけとなったのは、日本でも大人気の海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」です。1998年に始まったシーズン1〜2004年に放送を終えたシーズン6まで続いた女性ドラマの大人気シリーズですね(日本での放送は少し後)。特にシーズン4(2001年)で描かれたベビーシャワーのエピソードが印象的だったと言います。
多くの人に知られるようになったのは、ここ5〜6年で、実際にパーティーを行う人がぐっと増えたのはこの2~3年ではないでしょうか。
これらのきっかけは日本の芸能人がSNSでベビーシャワーの画像をアップしたこと。最近では女優の菅野美穂さんやモデルの押切もえさんなどのベビーシャワーが話題になりました。
芸能人のベビーシャワーは本当にオシャレで華やか。憧れちゃいますよね。
【ベビーシャワーはいつ頃行う?】
必ずこの時期でなければならないという決まりはありませんが、安定期に入っている妊娠7ヶ月〜8ヶ月頃に行うことが多いです。
赤ちゃんにまつわるパーティーということもあり、お昼の時間帯に行われることが多いですが、こちらも決まりはありません。
開催時間は妊婦さんの負担も考えて2〜3時間程度が一般的です。
【ベビーシャワーはどこで行う?】
本場アメリカではホームパーティーが主流です。しかし日本でホームパーティーというのが難しいという人もいますよね。そういった場合は、お店などで開催してもOKです!
最近は、ベビーシャワープランを出しているレストランも多くありますよ