妊婦さん自身がどのようなお産をしたいのか、希望をまとめ計画するバースプラン。お産の方法や、出産後の過ごし方などの希望を出したいにしても、どんなことを書けばいいかわからない、と言う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、バースプランの具体例をご紹介する第1弾です。
【陣痛中の過ごし方について】
・好きな音楽を流してほしい
(CD持参?USBメモリ?使える音源も確認)
・アロマを焚いてほしい
・夫にサポートしてほしい(して欲しくない)
・助産師さんにできるだけそばにいてほしい
・お産の進行具合をできるだけ細かく教えてほしい
・あとどれくらいかかるのか、予想時間は言わないでほしい
・お風呂に入ってリラックスしたい
・呼吸法や姿勢など、陣痛を和らげる方法を教えてほしい
・マッサージをしてほしい
・叫んだりしても、怒らないでほしい
(「赤ちゃんも頑張ってるんだから、お母さんも頑張らないと!」「そんなんじゃお母さんになれないよ。」などということは言わないでほしい)
・義家族には、陣痛中も部屋に入って欲しくない
【分娩中について】
・出産方法について
分娩台で出産、水中で出産、立ちスタイルで出産、座り姿勢で出産、四つん這いになって出産、畳の上で出産、ソフロロジー式出産、ラマーズ法出産、無痛分娩など
・浣腸はしたくない
・剃毛はしたくない
・陣痛促進剤は使いたくない(必要であればすぐに使ってほしい)
・吸引分娩、鉗子(かんし)分娩はしたくない
・会陰切開をして欲しくない(変に裂けないように会陰切開してほしい)
・危険だと思ったら、すぐに帝王切開に切り替えてほしい
・点滴やお薬などの内容を教えてほしい
・赤ちゃんが元気かどうかできるだけ細かく教えてほしい
・赤ちゃんの頭が見えたら、鏡で見せてほしい
・赤ちゃんの頭が見えたら、手で触りたい
・赤ちゃんが生まれる直前に眼鏡をかけてほしい
・赤ちゃんが生まれてくるところを、撮影してほしい
(夫に撮影してほしい、夫に見られたくないので医療関係者に撮影してほしいなど)
・立会いの夫には頭側に立っていてほしい
・夫に出産の瞬間を見届けてほしい
・子供にも立会いをしてほしい
・分娩中は医療関係者以外誰にも入って来て欲しくない
【最後に】
希望は人それぞれですから、ここに挙げた以外にも色々とあると思います。
ご紹介したものを参考にしながら、ご自身の希望をまとめてみてくださいね。
病院の方針や施設によって、できることは異なります。特に出産方法については、分娩台での出産しか行っていないというところも多いでしょう。出産方法について特にこだわりがある場合、病院を決めるよりも前にバースプランを考えてみると良いかもしれませんね。