妊活中は不安になったり、辛く感じたりすることがありますよね。悩み事は聞いてもらうことで気持ちが楽になる人も多いと思いますが、不妊治療の悩みはなかなか話せない…という人が多いのが現実です。
妊活中のことを話すのか話さないのか、話すとしたらどうやって話したのか、みんなの経験をご紹介するPart.2です。
【不妊治療中の友人と励ましあった】
私は、昔からの友人が結婚後数年経っても子供がいなかったことから、お互いになんとなく話をするようになり、本格的な不妊治療を行うようになってからも情報共有をしながら励まし合ってきました。ルール化したわけではありませんが、細かいところで良かったことを喜び合うのは気持ち的に難しいところも多いので(どうしても焦ってしまう)、お互い辛い時に弱音をはける相手という感じでした。ただし、妊娠が確定したらお互いに報告することと、妊娠後の悩みは話さないことは決めていました。
実はもう、彼女の方が先に妊娠して出産をしています。つわりも酷かったようですし、子育ても大変だと思いますが、どんな辛さも私にとっても羨ましいことだとわかってくれているので、約束通り彼女が私にそうした悩みを話してくることはありません。
羨ましくないというのは嘘になりますが、今でも不妊治療の辛さを受け止めてくれる大事な友人です。
【不妊治療をして妊娠できたインスタグラマーに相談】
どうしても身近な人に相談することができなかったのですが、インターネットの掲示板は匿名性が高く辛い言葉を浴びせられることも多いと聞き、投稿もできず…妊活中のインスタグラマーの投稿を見て自分を励ましていました。普段は見るだけだったのですが、そのインスタグラマーの方が妊娠できたのを見て思わずメッセージを送ったことが縁で、直接のやりとりをするようになりました。
妊活の経過や顔はわかっているけれど、会うことはないし、友人でもない、そのいい距離感があるからこそ、躊躇なく妊活の不安などを話すことができたし、羨ましさに潰されてしまうこともありませんでした。
【誰にでもオープンに話した】
黙っていた時期もあったのですが、結婚して3年目に入る頃には、なんとなく気をつかわれている空気があることの居心地の悪さに耐えかねて、いっそのことオープンにしてしまった方が楽だと思い、あまり気にせず誰にでもオープンに話すことにしました。
例えば久々に友達に会って近況報告をする時に、「結婚して3年だけど子供ができなくて妊活中なんだ!前向きに頑張っているから、気をつかわないでね!」と向こうが聞きたくて聞けないモヤっとした部分を先にオープンにしてしまうのです。その後、特別に妊活の大変さを伝えるつもりもないですが、私の場合はこの方が、気が楽でした。