病院で不妊の原因調べてみるのが早いものの、一般不妊治療を始めるまでに、何かできることはないかと考える人も多いようです。そこで今回は、病院での治療とは別に行うことができる、食事療法や体重管理についてご紹介します。
【食事療法で体質改善!】
食事は健やかな身体を作る大切な要素。食事を変えることで、健康な卵子を作ったり、母体の健康状態が整い、妊娠しやすい体に近づける可能性があります。
自分で行うこともできますし、一般不妊治療などを開始する前に医師から食事指導を受ける場合もあるようです。
<朝昼晩三食きちんと食べることが基本>
忙しくて、時間がなくて、食欲がなくて、朝食を食べない人もいると思いますが、充実した朝ごはんが最も重要ともいえます。
3食きちんと食事を摂ることで、体が整っていきます。
<バランスの良い食事>
いくら3食きちんと食べていても、栄養のバランスが整っていなければ意味がありません。五大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物、無機質、ビタミン)に食物繊維もプラスして、バランスよく摂取るすことを心がけましょう。
<やっぱり大切な葉酸>
不足しがちであるのにもかかわらず、健やかな妊娠に欠かせない葉酸。葉酸は一般不妊治療開始前から、積極的に摂取することが推奨されています。食事からのみで十分な量を摂取することは難しいため、サプリメントを利用しても良いでしょう。
【妊活にも影響あり!体重管理】
美容目的の体重管理に興味のある方も多いと思いますが、妊娠しやすい体づくりにも体重管理は重要です。太り過ぎでも痩せすぎでも、妊娠がしにくくなる可能性があります。女性側に原因がある不妊の約12%は体重異常(肥満や痩せすぎ)が原因と言われているようです。
急激な増量や減量は体に負担がかかるため、無理せず時間をかけて適正体重にしていくことがポイントです。
先にご紹介した食事療法で体を整えることも、適正体重に近づくための方法の1つです。
また食事と合わせて適度な運動を行うことも必要です。減量だけでなく、運動をすることで血流が良くなり体温が上がるため、妊娠しやすい体に近づきます。
【最後に】
これらの食事や体重の改善は、女性だけの対策ではありません。男性も一緒に行うことで、より効果が発揮されるでしょう。
また喫煙習慣や過度なストレス、睡眠不足なども、もちろん体に悪影響です。食事と体重管理だけではなく、生活習慣を見直し、規則正しい生活を送ることで、妊娠に一歩近づけるかもしれませんよ。