赤ちゃんが生まれる直前、そして生まれてしばらくは、体力的にも精神的にも大変です。そんな時にする里帰り出産は、とても心強いものですよね。一人目を出産する妊婦さんにとってはなおさらでしょう。
いいことばかりに思える里帰り出産ですが、どうやらデメリットもあるようです。今日はそんな里帰り出産をする人が知っておきたいデメリットについてご紹介する、第1弾〜夫編〜です。
【夫と離れ離れになる】
里帰り出産というと、ある程度自宅と実家の距離があるのが一般的ですよね。夫は仕事があることが多いでしょうから、一緒についてくることはできません。
そうなると出産までの数週間〜数ヶ月と、出産後の数週間〜数ヶ月は離れて暮らすことになります。離れ離れになることで、具体的にどんなデメリットが生まれるでしょうか。
<側にいないことへの不安>
夫婦はお互いに支えあっているもの。特に産前産後の情緒不安定になりがちな妻にとっては、大切な心の拠り所になるでしょう。
しかし里帰りをしてしまうと、夫は側にいません。今は気軽にテレビ電話などが繋がるとはいえ、やはり不安になってしまう妊婦さんもいるでしょう。
<一番大変な時期を見てもらえない>
お腹が大きくなって、何をするのも大変な出産直前。出産で疲れ果てた体で、十分な睡眠も取れず、わからないことだらけで赤ちゃんのお世話をしている出産直後。里帰り出産ですと、この一番大変な時期を、目の前で見てもらえないことになります。そもそも、出産前後の妻の大変さをなかなか感じられない夫は多いもの。現場を目の当たりにすれば少しは実感できるでしょうが、その大変な時期は知らぬ間に過ぎ去ってしまうのです。
<父親の自覚が芽生えにくい>
妻の大変さが理解できないのはまだしも、父親の自覚が芽生えにくいというデメリットは困ったものです。こちらもそもそも、一心同体で赤ちゃんをお腹の中で育てているお母さんと違い、妊娠中に、お父さんは子供が生まれる、父親になる、ということを感じにくいのです。
妻がお腹で赤ちゃんを育て、生まれた赤ちゃんの世話をし、すっかり母親になって里帰り出産から自宅に戻った時、夫との意識の違いに戸惑うことも考えられます。
<夫の身の回りの世話>
大人ですから、なんとかなるとは思いますが…。一人暮らし未経験の夫や、妻に全てを任せきりだった夫であれば、妻が里帰りをしてしまった途端に家のことが何もわからない!なんて事態になってしまうことも。
外食ばかりで出費が増える、自宅に戻ったら家の中が荒れ放題…なんて可能性も否定できません。
次回は第2段〜里帰り先編〜をご紹介します。