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出産(入院・分娩)費用の地域差はどれくらい?高いベスト3と安いベスト3!

2018年7月13日

個室やその他サービスなどによって幅はありますが、全国平均が50万円程度の出産(入院・分娩)費用。でもこの平均、地域によって差があるのです。その差とはどれくらいなのか、高いベスト3と安いベスト3をご紹介します。

 

【出産(入院・分娩)費用の高い都道府県ベスト3は?】

まずは出産費用の高い都道府県からみていきましょう!
下記データからご紹介していきます。
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公益社団法人 国民健康保険中央会
平成28年度
「正常分娩分の平均的な出産費用について」
妊婦合計負担額の平均値、中央値(病院、診療所、助産所の合計)
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平均値→データを足して、データの個数で割った値
中央値→データを小さい(大きい)中に並べて、真ん中に来る値

<第1位東京都>
平均値621,814円  中央値586,000円

もっとも出産費用が高いのは東京都。全都道府県の中で唯一の60万円越えです。しかも2位の県とも平均値で約6万円、中央値で約3万円もの差があります。ただし、平均値と中央値との差が大きいため、一部のセレブ病院の高額出産費用が平均を引き上げているかもしれませんね。
実際、有名な東京の産院で出産した友人の出産費用は、100万円越えだったそうです!

<第2位神奈川県>
平均値564,174円 中央値558,440円

東京都と比べるとそこまで高いというわけではありませんが、全国平均より5万円程度高いことがわかります。

<第3位栃木県>
平均値543,457円 中央値546,365円

1位2位との差ほどではありませんが、2位と約2万円差で3位は栃木県でした。

出産費用の高い上位3位は全て関東圏ですね。ちなみに4位は宮城県、5位は埼玉県でした。

【出産(入院・分娩)費用の安い都道府県ベスト3は?】

続いては、先ほどと同じデータより、出産費用の安い都道府県をみていきましょう!

<第1位鳥取県>
平均値396,331円  中央値398,130円

もっとも出産費用が安いのは、全都道府県で唯一の30万円台である鳥取県でした。1位の東京都と比べると平均値でその差なんと約22万5千円も安い、3分の2以下ということになります。

<第2位熊本県>
平均値415,923円 中央値420,000円 (平均値と中央値の平均417,962円)

1位と平均値、中央値ともそれぞれ約2万円差で熊本県でした。こちら、平均値では2位ですが、中央値でみれば3位の数字です。今回は平均値と中央値を足して2で割った数値を比べ、より安かった熊本県を2位としました。

<第3位沖縄県>
平均値418,164円 中央値418,100円(平均値と中央値の平均418,132円)

こちら僅差で3位となったのは沖縄県でした。

出産費用の安いベスト3は全て西日本の県でした。これらの3県の平均値、中央値以下であれば、出産育児一時金だけで出産費用をまかなうことができます。

【最後に】

同じ日本でもこれだけの差があるとは驚きですね。
費用だけで選ぶわけにはいきませんが、東京都に住んでいるけど実家が鳥取県・・・なんて方がいたら、里帰り出産を選択することで大きく費用が抑えられるかもしれませんよ。