日本には、全国各地に素晴らしい温泉地があります。あそこの温泉に入りたい、その温泉街に行ってみたい…と遠方の温泉地へ行きたいという方も多いでしょう。子供が生まれると、なかなか遠方へ旅行するのも難しくなりますから、妊婦である今のうちに飛行機に乗って温泉旅行をしたいと思う人もいるともいます。そこで今回は、妊婦が飛行機に乗る時の注意点について、ご紹介します。
【いつまで飛行機に乗れるの?】
<航空会社の規定>
航空会社によって、妊婦の搭乗について規定があります。各航空会社によって内容は異なりますので、詳細を確認しましょう。
以下は一部の例です。
・出産予定日まで28日以内で飛行機に乗る場合は医師の診断書などが必要
*出産予定日28日~8日前まで
ご搭乗日の7日以内に作成された「お客さまが航空旅行を行われるにあたり、健康上支障がない」という旨、医師が明記した診断書が必要
*出産予定日7日以内(国際線は14日以内)
診断書の提出と医師の同行が必要
- 多胎児妊娠や早産経験がある場合は、医師の診断書が必要
温泉で海外に…ということはなかなかないと思いますが、海外の航空会社の場合は日本よりも早い段階から搭乗制限をしている場合も多いです。また、国自体が妊婦の入国を制限している場合がありますので、海外へ行かれる方はそちらも合わせて確認してくださいね。
<体調を考慮した時期>
日本の航空会社の場合、ルール上はかなり出産ギリギリまで登場することが可能な場合が多いですが、実際に体調を考慮すると比較的体調が安定している妊娠5~7ヶ月頃の登場が良いでしょう。
もちろん大前提として、主治医に相談し、許可をもらってくださいね。
【座席はどこが良いの?】
座席は、予約の際に事前に指定しましょう。
妊婦さんの場合は、通路側の席を確保することをお勧めします。
妊娠中は急な体調な変化があったり、トイレが近かったり、足がむくみやすかったりします。そのため、すぐに席を立てる場所であることが望ましいのです。
キャビンアテンダントの方にも、通路側であれば声をかけやすいですし、声がかけられないほど体調がすぐれない時でも、気づいてもらいやすくなります。
窓際席から見える景色は確かに素敵ですが、妊娠中は景色よりも安心と安全を優先してくださいね。
また 安全上の理由により、出産予定日より28日以内の妊娠中方は、非常口座席は利用できないことになっています。