誰でも体力が奪われてしまう暑い夏ですが、妊婦さんにとってはさらに過酷な環境です。妊娠により体温は上がりますし、つわりによる栄養不足に、大きなお腹や胎動による睡眠不足など…夏バテになる要素がたくさんありますよね。
夏バテで食欲不振の妊婦さんが少しでも元気に過ごせるように、オススメの夏食材をご紹介するPart.2です。
<夏といえばゴーヤ!>
苦味が強いので、苦手な人も多いかもしれませんが、実はその苦味が食欲を刺激するという効果を発揮してくれるのです。
そして、ゴーヤには妊婦さんに欠かせない葉酸が含まれていますし、食物繊維も豊富です。
苦味がどうしても苦手な方は、一度水にさらしてから卵と一緒に炒めて食べると苦味が和らぎますよ。
<海のミルク、アボカド>
アボカドは年中手に入りますが、春から初夏にかけてが最も濃厚な味、夏から秋にかけては少しあっさりした味と、同じアボカドでも味が異なります。どの時期が最も美味しいと思うかは好みによりますが、アボカドにもゴーヤ同様、たくさんの葉酸が含まれています。
醤油とわさびで和風に、レモンをかけてあっさり、チーズをのせてこってりグラタン風に、など様々な食べ方もできます。レモンやポン酢をかけて食べる方法であれば手軽ですし、夏バテしたときにでも食べやすいと思いますよ。
<カルシウムたっぷりオクラ>
赤ちゃんをお腹で育てるために必須のカルシウム。牛乳やお魚などからも摂取できますが、お野菜であるオクラにも多くのカルシウムが含まれています。
オクラは納豆と混ぜて食べれば栄養たっぷり。刻んでうどんやそうめんと一緒にめんつゆ味でいただくと、食欲のないときにも食べやすいですよ。ただし、妊婦さんに冷えは厳禁。夏場に冷たい麺類は美味しいですが、できれば常温でいただくようにしましょう。
オクラは苦手だという方は、バジルはいかがでしょうか。こちらも好みはあると思いますが、カルシウムがたくさん含まれており、サラダやパスタに混ぜて食べると独特の風味が食欲をそそってくれますよ。
<最後に>
Part.1、Part.2とご紹介してきましたが、いかがでしたか?
夏バテで食欲が低下してしまった時は、栄養価が高くスッキリと食べられる野菜をしっかり摂取することで、赤ちゃんに必要な栄養を摂ることができます。
ただし、トマト、きゅうり、スイカなど、体を冷やしやすい野菜も多いですから、食べ方や食べ過ぎには注意してくださいね。
色々な食べ方を試してみて、お気に入りの味を見つけてください!