妊娠中に気にしなければいけないもの、カルシウムと鉄分がありますよね。私自身はおそらく血の量が多く骨が強いようで、特別に悩むことはありませんでした。とはいえ、できるだけ食事から摂取できるように努めていました。もう知ってるよ、わかってるよ、という人も多いかともいますが、今回はカルシウムについて改めて思い返し、そして調べてみました。
・牛乳
とにかく大好きなので、問題なくとっていました。これも取りすぎはいけないようです。1日1ℓ近く飲んでいたので先生に聞いたところ、「さすがに500mlくらいにしようか」といわれました・・・。(笑)
・小魚
私はあまり好きではなく・・・。正直食べていませんでした。魚は好きなのですが、頭から丸ごと食べることに少し抵抗もありました。でもやはりいいみたいですね。ものによっては化学調味料がたくさん入っているので、ベビー用のが一番いいよと、先輩ママさんには教えてもらいました。
・サプリメント
私は摂っていませんでしたが、どうしても食事では間に合わない場合はうまく利用するといいですね。
カルシウムだけをとっていても吸収されないので、お酢やビタミンD、ビタミンKを一緒に摂取することが望ましいです。シラスやホウレン草、シイタケ、納豆、ホウレン草、ひじき、小松菜等・・・。バランスよくとる必要がありますね。
と、ここまで書きましたが・・・
厚生労働省は以前、妊娠中は妊娠する前よりカルシウムを多く摂取するよう指導していたのですが、現在は妊娠中にカルシウムを付加して摂取する必要はないことになっているそうなのです!理由は、カルシウムの吸収率が妊娠後は妊娠前と比較して約2倍になることがわかったから、だそうです。人間の体の不思議、生命の神秘ですね。
とはいえ、妊娠前もカルシウムが足りているかというと、足りてない人が多いのです。厚生労働省の食事摂取基準では18~29歳のカルシウムの摂取推奨量を650㎎/日になっていますが、平成25年度の国民健康・栄養調査では、18~29歳のカルシウム摂取量は425㎎/日しかないのです。だからやはり、妊娠前でも必要とされている量位はしっかり摂れるようにしたいところですね。