子育ては命を守る仕事。気を張っていることが多いと思いますが、それでも起こってしまうのがヒヤッとする場面です。
今回は赤ちゃんの成長過程でヒヤッとしたこと「子育てヒヤリハット」をご紹介するPart.4。色々なケースを事前に知っておき、ヒヤッとする場面を減らしてもらえたらと思います。
【たった5cm程度の水で溺れかけた!】
小さな子供は、たった5〜10cmの水がたまっているだけでも溺れる可能性があることをご存知ですか?
お風呂で5cm程度のお湯をためて座らせておき、自分は髪の毛を洗っていて振り返ったらうつ伏せになってバタバタしていてヒヤッとしたとか、ビニールプールに少しだけ水をためて遊ばせていて、ちょっと目を離したら水に顔がつかってしまっていてヒヤッとしたという話は結構あります。
子どもが水遊びをするとき、お風呂に入るときは絶対に目を離さないようにしてくださいね。
【炊飯器の蒸気を触ろうとしていた!】
実は、赤ちゃんがつかまり立ちをした高さくらいに置いてあることが結構あるのが、炊飯器。使用してないときや保温中はそれほど危ないことはないのですが、炊飯中は熱い蒸気が出ています。キッチンの入り口に柵をしていても、柵の隙間から白い蒸気をおもしろがって、手を伸ばして触ろうとしてヒヤッとした!なんてこともあります。トースターや電気ケトルなどには注意を払っていても、意外と忘れがちな炊飯器ですので、赤ちゃんの手が届くところにあるという人は、ぜひ移動させてください。
【ドラム型洗濯機の中に入ろうとしていた!】
縦型の洗濯機は洗濯物の投入口が高いところにあるので大抵は大丈夫だと思いますが、ドラム型の洗濯機は投入口が前面にあるため、ちょっとした台があれば中に入れてしまいます。赤ちゃんが自分で扉を閉めてしまうことはないと思いますが、外に出ようとして転落したり、どこにいるか分からなくなったりしてヒヤッとしてしまうかもしれません。
特に上のお子さんがいるご家庭では、洗面所に踏み台をおいていることが多く、その踏み台を使って上手によじ上ってしまうことがあるようです。お兄ちゃんお姉ちゃんであれば、扉を閉めてしまうことも考えられますよね…!
洗濯が終わった後にすぐ扉を閉めるとカビが生えてしまうことがあり、それはそれで不衛生ですが、開けたままにしておくのは危険です。洗濯の後は乾燥機を使って中を乾燥させたり、扉を開けている間は子供を近づけさせないようにしたりなど、対策を取りましょうね。