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赤ちゃんのオーラルケアを始めよう!〜赤ちゃんの歯について〜

2018年1月13日

 

生後6〜7ヶ月頃になると可愛い歯が生えてきます。(時期には個人差があります。)そうなると必要になるのがオーラルケア。虫歯にならないようにするには、どのように進めたら良いでしょうか。今回はまず、赤ちゃんの歯についてご紹介します。


 

◇歯の生える時期は?◇

赤ちゃんの歯は、いつ頃から生えてくるのでしょうか?比較的多いのが生後6〜7ヶ月頃ですが、4〜5ヶ月から生えてくる赤ちゃんもいますし、なんと生まれた時から白い歯が少し歯茎から見えている赤ちゃんもいるそうです。また逆にゆっくりと歯が生えてくる赤ちゃんの場合、8ヶ月〜10ヶ月頃になってからということもあります。もっと遅いことだってありますよ。

歯自体は、実は赤ちゃんがお腹の中にいる頃から作られているのです。完全に準備が整ったら、まずは乳歯として生えてくるわけですね。歯の生えるスピードは、寝返りやお座り、はいはいといった運動機能以上に個人差があります。なかなか生えてこないと心配になるかもしれませんが、歯のない赤ちゃんが見られるのは当然、歯が生えてくるまでだけ。せっかくですから、歯のない可愛い赤ちゃんのお顔を存分に楽しみながら待ちましょう!
 

◇歯の生える順番は?◇

初めに生えてくるのは、下の前歯2本(乳中切歯)だと言われています。次に生えてくるのが、上の前歯2本(乳中切歯)。次に1歳頃になると、先に生えた歯の両サイド、上下の歯4本(乳側切歯)が生えてきます。1歳6ヶ月頃になると奥歯4本(第一乳臼歯)、2歳頃には犬歯4本(乳犬歯)生え、最後に一番奥の歯が4本(第二乳臼歯)生えたら、乳歯20本が生え揃います。生え揃うのは2歳半から3歳くらいです。

しかしこちらもあくまで目安。生える時期も違えば、生える順番も違うこともあります。

 

◇赤ちゃんのお口には虫歯菌がいない?◇

生まれたばかりの赤ちゃんの口には、虫歯菌がいません。ではなぜ虫歯になる赤ちゃんがいるのでしょうか。それはたいてい、周りの大人や虫歯菌のいる兄や姉とスプーンなどを共有してしまったり、可愛くて口にキスしてしまったりした時、唾液を通して虫歯菌を移してしまっているのです。

歯が生え揃うまでに虫歯にならなかった場合は、その後永久歯に生え変わった後もひどい虫歯には悩まされにくいとも言われているそうです。いかに赤ちゃんの時のオーラルケアが大切か、がわかりますよね。

 
 
いかがでしたか?

わずか数年しか使わない歯ですが、いかにケアが大事か、がわかっていただけたのではないでしょうか。次回以降、赤ちゃんのオーラルケアの具体的な進め方についてご紹介します!