黄昏泣きって知っていますか?新生児の期間も終わって数ヶ月。少しずつ赤ちゃんのお世話にも慣れてきたなという時にやってくる、赤ちゃんの涙・・・。それがまた、夕方の家事の忙しい時間にやってくるんです。今日は黄昏泣きについてご紹介します。
黄昏泣きって何?
黄昏泣きとは、生後3〜4ヶ月くらいになった赤ちゃんが、夕方になると理由もわからず決まってぐずったり泣いたりする現象のことです。科学的には証明されておらず、諸説あるようで、人間というのはまだまだ不思議がいっぱいですね。
赤ちゃんが少しまとまって眠ってくれるようになり、お世話にも慣れてきて少しは楽になったかな?という頃に起こるため、理由無く泣く赤ちゃんに困り果ててしまうお母さんも多いようです。
欧米では「コリック」と呼ばれているそうで、日本に限った現象ではないそうです。この悩みは世界共通ということのようですね。
どれくらいで終わるの?
だいたい、生後3〜4ヶ月に始まって、生後5〜6ヶ月頃には収まるのが一般的です。期間にすると1ヶ月前後というところでしょうか。
しかしこちらも、もちろん個人差があります。生後2ヶ月頃から始まって、そのまま半年近く続いたという人もいるそうでうす。黄昏泣きに明確な基準もないので、いつからいつまでという感じ方も個人差がありそうです。
泣くと言っても、どんな風に泣くの?
泣き方にも個人差があるようです。激しく、大きな声を出して泣く赤ちゃんもいれば、メソメソと泣く赤ちゃんもいますし、ただご機嫌が悪くなるだけという赤ちゃんもいます。ぐずっているだけであれば、お母さんによっては黄昏泣きであるとは感じないかもしれませんね。
夕方に泣いたら、黄昏泣きと考えて良い?
もちろん、そうとばかりは限りません。
ご機嫌悪く泣いているけれど・・・オムツも変えたし、お腹もいっぱい。さっきまでお昼寝もしていたし、眠たいわけでもなさそう。ということはいつもの黄昏泣きね、と決めてしまうのはちょっと待って!体調が悪くて泣いている可能性もあるのです。熱がないか、鼻水や咳が出ていないか、ぐったりしていないか、目の様子がおかしくないか、注意して見てあげるようにしましょう。思わぬ病気が潜んでいるかもしれません。
いつもと様子が違うと感じたら、病院で診てもらうようにすると安心ですね。
黄昏泣きがどんなものかは、なんとなくイメージできたでしょうか。
次回は黄昏泣きの対処方法をご紹介したいと思います。