3ヶ月になると新生児の頃とはかなり様子が違ってきます。成長を見るために、地域によって4ヶ月のところもありますが、3ヶ月で検診が実施される自治体もあります。
それでは早速、3ヶ月の成長についてみていきましょう!
◇生後3ヶ月の体つき◇
体重が増えるのがゆっくりだった赤ちゃんも、この頃になるとかなりぷっくりとしてくるでしょう。体重も生まれた時の倍くらいまで増えています。
3ヶ月も終わりに近づけば、しっかりと首が据わっている赤ちゃんもでてくるでしょう。首が据わると縦抱きをすることができるようになり、育児が少し楽になるかもしれません。景色が変わる縦抱きが好きな赤ちゃんも多いですので、赤ちゃんのご機嫌が良くなる可能性も期待できますね。
もちろん首の据わりにも個人差があります、まだこの時期に首が据わっていなくても問題はありませんので、安心してください。
◇生後3ヶ月の特徴的な行動◇
自分の手の存在に気がついて、指を舐めたりしゃぶったりするようになってきます。ひたすらじっと拳を見つめていることもあるでしょう。
また手の力も少しずつ強くなってきて、おもちゃを渡してあげると少しの間であったり、軽いものであったりしたら持てるようになります。音の鳴るおもちゃを持たせてあげると、りんりんシャンシャンと鳴らして楽しむ赤ちゃんもいます。我が子の場合は、おきあがりこぼしを手で上手に押して、音を聞きながら一人で眠っていました。
お母さんにとっては大変な話ですが、黄昏泣きと言って夕方頃にぐずったり、夕方でなくてもグズりやすかったりしてくるのもこの時期です。
成長の過程なので付き合ってあげましょうね。
◇生後3ヶ月の眠る時間◇
睡眠時間は13~14時間に減っていきます。
2ヶ月より、さらに昼夜の区別ができるようになってきて、夜にまとまって眠ってくれるようになります。3ヶ月になってもまだまだ2〜3時間おきに起きてしまう赤ちゃんもいますので、お母さんは大変ですが心配はいりません。
昼夜逆転してしまうこともまだまだありますが、日中に日光をしっかりと浴びて、夜は部屋を薄暗くして変化をつけてあげると自然と直っていきます。私自身の経験で行くと、夜遅くなってしまったため昼前まで寝てから日光浴をするより、少し頑張って朝日を浴びさせた方が整いやすいと思います。
日中のお散歩などをしっかり楽しんで、夜に眠れるようなリズムが作れると良いですね。
◇生後3ヶ月の視力◇
だんだん視力も発達してきて、追視が上手にできるようになってきます。
とはいえ、やはりはっきりした色の方が認識しやすいです。おもちゃや絵本も、できるだけカラフルで原色に近いものを選んであげると良いですね。
生後3ヶ月は表情や反応が豊かになって可愛らしさが増してきます。もちろん、その分大変なことも増えてきますが、家事はそこそこに赤ちゃんとの時間を楽しめると良いですね!