マタニティブラという名前がついてはいるものの、授乳中までずっとお世話になることになります。マタニティブラと一口に言っても種類は様々。いつ頃、どんなものを、どれくらい用意したら良いでしょうか?
【マタニティブラジャーを使う目的とは?】
妊娠をすると、体に様々な変化が起こります。その一つがバスト周りです。通常のブラジャーのサイズをあげるのではなく、マタニティ専用のブラジャーが適しているのはなぜでしょうか?
妊娠した時には、バストのサイズ、そして脇のあたりにもボリュームが出てきます。体重が増加してバストサイズがアップするのとは異なった形になるため、マタニティブラが適していると言えます。
またバストが大きくなるのは、乳腺が発達しているからです。通常のブラジャーは胸のラインを整えることが目的ですが、マタニティブラは乳腺の発達を妨げないようにしつつバストを支えてくれるのです。
【マタニティブラはいつごろから必要?】
個人差はありますが、早い人であれば妊娠3ヶ月頃からバストに変化が見られます。4ヶ月頃になると、変化が大きくなってくることが多いです。通常のブラジャーを無理につけると良くありませんので、4ヶ月頃から使用し始めると良いでしょう。
【どんなものを購入したら良い?】
産後の使用も考えると、授乳口付きブラジャーがオススメです。ワンタッチでカップが大きく開く「オープンストラップタイプ」、中心部だけが開く「ウィンドウオープンタイプ」、真ん中の打ち合わせ部分をずらす「クロスオープンタイプ」、左右に大きく開く「フロントオープンタイプ」などがあり、好みに合わせて選ぶことができます。
通常のブラジャーに近い形もあれば、ハーフトップタイプもあり、使い勝手や見た目も含めて選択できます。
妊娠中にもバストのサイズは変化するので、伸縮性のあるタイプや4段階以上の調節ができるホック付きなどがオススメです。バストの形が気になる方は、乳腺の発達を妨げないようにしつつ形も整えてくれるマタニティーワイヤーを使用しているブラジャーを選ぶと良いでしょう。
【どれくらい購入したら良い?】
妊娠中は、基本的にすべてマタニティブラを使用することになるでしょう。洗濯の頻度にもよりますが、少なくても3〜4枚は用意しておきたいです。夏場であれば5〜6枚あっても良いでしょう。産後にも使用すること考えると、2年前後は同じものを使えます。
産後母乳の出が良い人の場合、母乳パッドをしていてもブラジャーまでしみてしまうことがあります。そうなると、1日に数回付け替える必要も出てきます。
【最後に】
快適なマタニティライフを楽しむためにも、ぜひ自分にぴったりのマタニティブラを見つけてくださいね!