出産に必要な準備というと、ついつい生まれてくる赤ちゃんのための準備にばかり気がいってしまうかもしれませんね。でもその赤ちゃんを迎えるにあたり、入院に必要なグッズがあります。何を準備しておいたら良いか、ご紹介しましょう。
【産褥ショーツ(3〜4枚)】
股の部分がマジックテープで開閉できるようになっているショーツです。産前産後の医師や助産師の診察の際やナプキンを取り替える際、ショーツを脱ぐ必要がありません。産後は悪露で汚れてしまうことも多いので、できれば多めに用意しておく方が良いでしょう。入院中に洗濯を頼める人がいない、病院にランドリーがない場合は、入院日数分あった方が良いかもしれません。
病院によっては、入院セットに産褥ショーツが数枚含まれている場合があるでしょう。
【授乳ブラジャー(3〜4枚)】
サポート力のあるブラジャータイプ、ハーフトップタイプなど様々なタイプがあります。自分に合ったものを選びましょう。マタニティブラジャーとして売っているものは、そのまま授乳ブラジャーとして使えるものがほとんどです。
【お産用パッド(3〜4箱)】
産後は悪露の処理のために、通常のナプキンより大きいお産用パッドが必要です。悪露の量には個人差がありますので、3〜4箱を目安に用意し、足りなければ追加購入すると良いでしょう。割高ですが、基本的に病院で購入可能です。こちらも産褥ショーツ同様、病院によって入院セットとして含まれていることがあります。
【清浄綿(1箱)】
授乳前に乳首を拭いたり、悪露の処理に使ったりします。こちらも入院セットに含まれている場合があるでしょう。
【母乳パッド(とりあえず1箱)】
授乳していると、反対側からも母乳が染み出てきたり、授乳中以外でも母乳が出てきたりすることがあります。その母乳で下着を汚さないように、母乳パッドを使用します。洗い替えタイプと使い捨てタイプがありますが、産後の慣れない育児の中では、使い捨てが便利でしょう。
体質によっては全く必要がない場合もあるので、まずは1箱用意しておけば十分でしょう。
【産後ベルト(骨盤ベルト)】
産後は骨盤が緩み、そのままにしておくと広がったり、ゆがんだりしてしまいます。そのため、骨盤を支えるベルトを使用することをオススメします。出産直後から使えるものがありますので、入院グッズとして用意しておきましょう。
【最後に】
病院で購入できるものもありますが、入院中は自分で外に出て買いに行くことはできません。「用意しておけばよかった」とならないように、事前に準備をしておきましょう。出産予定の病院で、入院セットに何が含まれているのかの確認もしておいてくださいね。