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「人脈づくりの要諦」

2015年2月9日

EVERYONE 事務局のピカード艦長ことおくだです。

 

今日は私のビジネスマン生活の経験から体得したことをおはなしします。

 

それは「人脈」についてです。

 

ヒトのアイダと書いて人間とはよく言ったものですね。
ビジネス界でなくても、ヒトと関わりなく生きていくことは出来ませんよね。
孤高の芸術家だって、家に引き籠っている人だって、人の作ったものを食べたり、使ったりしている時点で、
ヒトと関わっています。
よしんば、アマゾンの密林の奥でたった一人暮らしている人がいたとしても、もうそれはとても人間とは呼べません。

 

ましてや、ビジネスに於いては、ヒトこそすべてと言っても過言ではありません。

 

ビジネスのヒントやアイデアを考えるのもヒト、モノやコトをつくるのもヒト、それを売るのもヒト、運ぶのもヒト、
それを広く知らせるのもヒトです。

 

自分を取り巻くヒトのネットワークを人脈と言います。

 

このビジネス界に身を於く方々にとって、人脈は必要不可欠、かけがえのないものです。
ビジネスの成否もこの人脈の質と量に負うところ大だと言わざるを得ません。

 

「人と付き合うなんて面倒くさいし、煩わしい」と思っている方も多くおられるでしょう。
もし、そういうなら、「生きていること自体煩わしい」ものです。

どうせ生きているなら、高杉晋作が言ったように、「おもしろきこともなき世をおもしろく」でやってみましょう。
煩わしさを「楽しめ」ばよいのです。

 

ここまでで、人脈の大切さはお分かりいただけたと思います。
それではここで、人脈づくりに於いて私なりに重要だと思うことをいくつか挙げてみましょう。
・出会いが無ければ何も始りませんが、出会いは「一期一会」の「今日の一会は生涯に二度とない会だと思い、
主客ともに親切実意をもって交わることが肝要であるという」(Yahoo!百科事典)心得で大切にしましょう。

 

・「ギブ&ギブ」の気持ちと、「相手のいいところ(長所)」ばかりを探しましょう。その気分は相手の方に
必ず伝わり、貴方への「信用、信頼」が生まれてきます。
・自分への「信用、信頼」は立派な売り物、商品です。名刺で仕事をしてはいけません。
こんな凄い会社で、こんな凄い肩書だぞ!というだけの人は会社を辞めた瞬間「ただの人」になってしまいます。

 

・よく異業種交流会などで、自分の利欲のみ考えて近づいてくる人がいます。こんな人と交わるのも勝手ですが、こんなのは人脈とはいえません。
人格の合う人とお付き合いしましょう。いい人と交わりましょう。

私の経験では、不思議なことに、自分がいい感じの人だなあと感じた人が連れて来る人は、
やはり殆どいい人なんです。

 

逆に、ちょとでもひっかかる所のある人と、目先の利益だけで、
ビジネスをしてうまくいった試しはありませんでした。

 

・だから、いくら人脈が多いといっても、質が伴わなければ、何の役にも立たないのも事実です。

 

・これも私の経験から言えるのですが、世の中を、会社を、組織を動かしている人は、
思っているより結構少数なんです。それを「キーマン」といいます。

だから、どこかで必ず、知り合いの知り合いが、自分の知り合いだったりして、驚かされることが多いのです。
そういう人脈は、上手に活用しましょう。

 

そのためには、億劫がったり、遠慮しないでどんどん会いにいくことです。

 

昔、ある社長さんに教えていただいたすばらしい一言があります。

 

「おくだはんなあ、ヒトというもんは、会わへんかったらどんどん距離が出来て、だんだん敵みたいになっていくんや。
しょっちゅう会ってたら味方なんや。」と。