出産準備は自分と赤ちゃんのための準備だけではありません。出産後にお祝いをしていただいた方に対する、内祝いの準備も進めておきましょう。
前回、前々回とオススメの内祝いの品を紹介しましたが、今回は避けておいた方が良いものをご紹介します。
【弔事を連想させる日本茶関連商品】
日本茶は弔事の時に渡すことが多く、日本茶=弔事というイメージを持たれがちです。
絶対にダメだというわけではありませんが、緑茶などの日本茶を内祝いで送るのは避けた方が無難です。
地域によっては全く問題がないこともあるそうなので、ご家族や親戚に聞いてみましょう。
【縁を切ると言われる刃物】
なかなか刃物を人に送るということはないとは思いますが、刃物は「縁を切る」という意味を持っていると言われ、内祝いに限らず贈り物には向きません。
カタログギフトには包丁もはさみも載っているのに大丈夫?と思う人もいるかもしれませんが、それは問題ありませんので安心してくださいね。
【タオルはOKなのにハンカチはNG】
多くの人が毎日使うものでもあるハンカチ。ちょっとしたお返しにぴったりだと思いませんか?
でも内祝いの品としてはあまりよくないと言われています。
ハンカチを漢字で書くと「手巾(てぎれ)」となるから、涙を連想させるから、といった理由があります。
とはいえ、最近ではそれほど気にしない方も増えているようです。
ただし、ハンカチの中でも白いシンプルなハンカチについては、絶対に避けましょう。白い布は人が亡くなられた時に顔にかけるものでもあるからです。
ハンカチはハンカチでも、最近はタオルハンカチを使用する方が多いですよね。タオルハンカチはあまり気にせず内祝いとして選ぶ方も多いようです。
若い方に対してであれば、あまり問題ないでしょう。
【靴下など足元に使うグッズ】
靴下やスリッパなど、足元で使うグッズも避けた方が良いです。
踏みつけられるもの、汚れるもの、といったイメージが内祝いとしては適していないと言えます。
【赤ちゃん写真や名前入りグッズ】
可愛い赤ちゃんを見て欲しい、手元に残して欲しい、と思う方もいるかもしれませんね。しかし後に残るものに赤ちゃんの写真や名前を入れて贈るのは避けましょう。写真や名前の入ったものは処分しづらく、困らせてしまう可能性があります。
どうしても写真や名前が入れたい場合は、お菓子など後に残らないものにしておきましょう。
【最後に】
今は、昔ほど内祝いのタブーというのがなくなってきているようです。
お祝いのお礼の気持ちを込めて、相手を思って選んだものであることが最も大事であると言えるでしょう。
しかし特にご年配の方の中には、こうしたマナーを大切にされている方もいますので、一通り頭に入れておくと