赤ちゃんの可愛い歯が生えてきたら、オーラルケアを始めましょう。将来虫歯で困らないようにするためには、始めが肝心。とはいえ虫歯にならないようにするには、どのようにオーラルケアを進めたら良いでしょうか。今回は方法を伝える第1弾です。
◇まずは食後に水分で汚れ落とし◇
オーラルケアといっても、いきなり歯ブラシで磨いたり、うがいをしたりできるわけではありません。歯が生えるタイミングによっては、赤ちゃん用の歯ブラシを持たせるにも早すぎるかもしれませんよね。
そこでまず一番はじめにするオーラルケアは、お茶やお白湯を食後に飲ませて、歯の汚れを落とすことです。何か食べたら最後はお茶かお白湯、を習慣にしましょう。
◇清潔な指でお口の周りをタッチ◇
お口の周りを触られることは、例えママの指であっても赤ちゃんはびっくりしてしまいます。いきなり指をお口に入れては、「嫌だ」「怖い」と思ってしまい、歯ブラシを口入れるなんてなかなかできなくなってしまうかもしれません。
そこでまずは遊びの延長で、お歌を歌いながら楽しくお口の周りをタッチしてみましょう。お口の周りを触られることに慣れ、「怖くない」、「楽しい」と思ってもらえたら◎です。
◇清潔な指で歯茎にタッチ◇
お口の周りをタッチすることに慣れていきたら、次はお口の中にタッチします。お口の周りの時以上に指を清潔にして、同じようにお歌を歌いながら、遊びの延長として歯茎にタッチしてあげましょう。これで、口の中に指が入ってくることへの抵抗が少なくなるのです。
ここまでは、歯が生える前から始めておいた方が良いでしょう。歯が生える前からお口周りに触られることに慣れておいたら、いざ歯が生えた時の対応が楽になると思いますよ。
◇カーゼで汚れを拭き取る◇
お口の中に指が入ってくる感覚にも慣れたら、清潔なガーゼで歯の汚れを拭き取ってあげましょう。力を入れすぎないで、優しくタッチするような感覚で拭き取ってあげてください。力を入れすぎて赤ちゃんが「痛い」と感じてしまったら、口に指を入れることを嫌がるようになってしまうかもしれません。
今回は、歯ブラシを使うまでの段階についてご紹介しました。オーラルケアは、歯が生えたら毎日必ず行うもの。できるだけ「嫌なもの」「楽しくないもの」という感覚を与えず「楽しいもの」と思ってもらえるように進めるのがポイントです!もし何処かのタイミングで嫌がったとしたら、すぐにやめてあげましょう。一回くらい磨かなかったからといって、すぐに虫歯になるわけではありません。赤ちゃんのペースに合わせて、進めてあげられるといいですね。