妊娠中はお腹で赤ちゃんが育っていく喜びを感じる反面、色々と辛い症状にも苦しみますよね。
その中でも便秘と頭痛に関係があるらしいのです。
今日は便秘と頭痛の関係性について、ご紹介したいと思います。
頭痛は、便秘と関係ないように思いますが、実はこの二つは深く関わっていることがあるのです。
特に女性の頭痛は、便秘が原因である割合が約5割というデータがあるとか。
便秘を解消することによって、頭痛も治る可能性は高いと感じられますね。
女性にはもともと便秘の人が多いですが、妊娠すると自律神経が乱れたり、運動不足で体が硬くなったり、さらに赤ちゃんが大きくなってくると内臓が圧迫されてしまいます。
そうなるとどうしても内臓の機能が低下してしまいますので、便秘に苦しむことがさらに多いと思います。
便秘になってしまうと腸内に便が溜まった状態になりますよね。
お腹の中に長く留まっている便は自分の体温によって腐っていき、スカトールとインドールと呼ばれる悪質なガスや毒を発生させるのです!
およそ3日間便が溜まると発生し出すと言われています。
この悪いガスは腸内圧を高めて腹痛やお腹の張り、食欲不振や嘔吐感などを引き起こしてしまうのです。
やがてこのガスは腸壁から血液へと吸収されて、血液中に毒素が溜まります。
そうすると血液がドロドロになり、筋肉や臓器の動きが低下していき、血流が悪くなります。
血流が悪いと頭に送られる血液量も減ってしまいますし、送られてくる血液も毒素を含んだ質の低いものとなって筋肉が収縮してしまうのです。
その収縮によって頭を締め付けられ、頭痛が発生してしまうのですね。
また悪い血液と一緒に疲労物質が運ばれ全身にいきわたってしまうので、肩こりや首のこりの原因にもなります。
肩こりや首のこりが原因でも頭痛が発生しますよね。
このように便秘がもとで悪い流れが始まってしまうわけなのです。
便秘になってから3~5日後ほどで頭痛を感じるようになるケースが多いようです。
ちょうど腸内で悪いガスが発生するタイミングですよね。
女性の場合は、頭痛だけでなくめまい、立ちくらみ、腰痛や肩こりなども
便秘が原因であることが非常に多いそうです。
便秘と頭痛に関係があるなんで、考えたことはありませんでしたが、思えばすっきりお通じがあった後に体が軽くなるというイメージはあります。
辛い便秘を解消することで、頭痛の改善にも繋がるかもしれません。一石二鳥ですね!