こんにちは!
エブリワン事務局の橋田です。
娘の初節句で妻から継承した雛飾りを出しました。
歴史を語るかのように厳かな雰囲気をまとった7段飾りは、鼻をつんざく防虫剤の香りとともに我が家の和室を占領しております。
聞いた話によると、アパートやマンション住まいの方が増えて、今では7段飾りどころか5段飾りでさえ殆ど需要が無くなってしまったそうです。
豪華絢爛な人形飾りが少なくなっていくことは少々残念ではありますが、スペースの問題や片付けのことを考えると致し方がないでしょうかね。
せっかくなのでひな祭りの起源を少し調べてみました。
元々は宮中にて穢れを祓うために人形を川に流す行事として行われていました。
その頃は粗末な作りの人形だったのですが、徐々に技術の発展と相まって庶民が人形を飾り女の子の成長と良縁を願う行事へと変化していったそうです。
良縁があることを望むのは最もで、まだまだずっと先の話だと頭では分かっているのですが、いつか娘も私たちの元を離れていくと考えるといくらか寂しい思いのする親バカっぷりでございました。