EVERYONE 事務局のピカード艦長ことおくだです。
年賀状の季節がやって来ました。この時期になると、手書きがいいとか悪いとか、
ディジタルとアナログの関係のあれやこれやが頭に浮かんできます。
「老人と海」というヘミングウェイの有名な小説がありますが、
今日は「老人とIT」ということで、来月古希を迎える私のくらしの中での
IT機器の活用の実例や考え方を披露したいと思います。
私が社会人になったとき、入社した会社では未だ計算尺が使われており、
小型電卓の夜明け時代であった。
私のIT機器の歴史は思いつくだけで、MSX、キャノワード、
NECのPC8001(表計算とワード)、
そして私の華麗な(?)パソコン人生のエポックとなった、可愛いいデザインの
「Macintosh Classic」との感動的な出会い、
携帯電話(今でいうガラケー)、
iPodによる豊かなミュージックライフの芽生え、
そして、iPhone、iPad…..等々。
現在の私のIT機器の環境は、iPhoneを常時携帯、自宅にはWi-Fi(光)接続環境のもと
Macintosh OSⅩの少し古いやつとiPad、会社ではWindows7。
ソフトはお馴染みのExcel、Word、PowerPoint のOffice一族を公私共に活用。
データベースはファイルメーカー(自宅のみ)で住所録(約6000件)管理。
レンタルサーバーを契約し、.comのドメインを取得、メール、HPに活用。
SNSはFacebook、Twitterをフル活用(Twitter→Facebook連動)、
LINEは家族だけに限定してスタンプで楽しんでいます。
(mixiは最近退会しました。)
ブログもやってます。
こういうIT環境を構築していますが、私は自分(=年寄)なりの運用コンセプトをつくって、
その範囲内で楽しんでいます。
例えばSNSは本名ではなく、雅号を使っています。これは、個人情報のリスクヘッジ
にもなりますし、雅号なので私のアイデンティティそのものなので、
匿名とは違う利点があります。
Facebookは基本的にはお会いしたことのある方に限定していますし、孫たちの写真も基本的には、極力掲載しないようにしています。
ソフトのカスタム化なども難しいことには手を出さず、自分の出来る範囲で満足するのが、
高齢者IT術の鉄則です。
基本的に私は、人間の知情意(この場合はコンテンツ)の本質は縄文時代から変わっていないと思います。
これらのコンテンツを収集し、加工し、伝えるのがIT=Information Technologyとするなら、
科学技術発達の恩恵を可能な限り活用しない手はないと考えています。
俳句や短歌は140文字のTwitterの活用がおもしろいし、ユニクロで孫の好きな色柄に迷ったときはFace Timeという武器ででやりとりが出来るし、Evernoteを使えば、パソコンで書いていた小説の続きを通勤電車の中で書ける。やっていることは昔ながらの俳句や短歌、孫の洋服の買い物、小説書きに過ぎないのだが、ワープやタイムスリップをやって時空間移動の節約を
実現させていることになります。
だから、SNSが犯罪を生むのではなく、活用法が間違っているだけなのです。
では今日はこの辺で失礼します。